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Update:2006/05/18

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ラグビー神戸方式を示せ

先週の13日、ラグビートップリーグが開幕した。会場の国立競技場には、協会やサントリーの必死の観客動員作戦が功を奏したのか、3万5千人の観衆を集め、ラグビー関係者が赤っ恥をかく事態は避けられた。

試合は、低品質そのもので敢えて「ここがこうでああで、あれがなあ」などという、ことを言おうとも思わない。ただ熱烈な神戸ファンである私が何かずっと違和感を感じていることがある。
違和感の正体は、神戸がどのようなチームを今後作って行こうとしているかが、まったく見えてこないところである。単に補強をもっとしろとか選手を育てろとかいう意味ではない。神戸製鋼ラグビー部のGMである「平尾誠二」氏が、将来のチーム像をどう考えているか?「神戸スタイル」を彼の「ことば」で皆に示すべきじゃないのか!?ということである。

■もはや存在感だけでスタイルを語ることはできない
過去においても現在においても神戸ファンにとっては、平尾誠二という男は「ミスター神戸製鋼」である。しかし、彼が引退してもうすぐ10年が経つ。過去の彼のプレーを知らないファンも多くなって来た。そんなファンにとって、彼は単なる「ひげを生やしたちょい渋いおじさん」なだけである。

この転換期に際して、彼が積極的に自分の「ことば」で「神戸スタイル」を語る時期ではないか?それは、マスコミに対してでも良いし、ホームページでも良い。トップリーグ開幕戦前のトークバトルで見せたような「微笑」で引きつけられるファンばかりではなくなっているのだから。

■ラグビー神戸方式を示せ
神戸は、トップリーグ12チームの中で一番地域に根ざしやすい環境にある。ホームグラウンドとしては、球技専用の神戸ウイングスタジアムが整備されているし、総合スポーツクラブを目指す際に必要な他スポーツのトップチームも存在している。(サッカーのヴィッセル神戸・野球のオリックスブルウェーブ)
まずは、企業スポーツからクラブチームへどのように転換していくかの「工程表」を示し、神戸製鋼と今後どのように連携するかやワールドの存在をどのように考えていくかなど、考える時期にあると思う。

日本協会や他チームに先じて、将来のヴィジョン「ラグビー神戸方式」を発表する。それが平尾GMへ私の期待することであり、「企業の論理」でスポーツの盛衰が決まる悲しい現状を打破してくれるものだと考える。

■終わりに
最近、木村剛著の「マニフェスト論争・最終審判」という本を読んだ。これは、自民党と民主党の若手議員がマニフェスト(政権公約)をぶつけ合い、木村氏がその行司役を務めるとう内容だ。その中で、「日本には口先だけの評論家や夢想家がおおすぎる」とある。私が前述した「ラグビー神戸方式」を期待するのも夢想かもしれない。
だが、「こうなってほしい、こうしたい」という「ウィル(意志)」は重要だと思う。私達ファンも単に平尾GMに夢想するだけでなく、どんな形でも良いから「ウィル」を持ちたいものである。

RUGBY STATION 2003年09月15日 19:40

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