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なぜ攻撃すべき対象を取り違えるのか?
ラグビー日本代表・南米遠征は、残念ながら日本代表は(結果的に)完敗で終わった。 とある通信社は、日本代表vsアルゼンチン代表戦の結果を「実験的編成のアルゼンチン代表は、試合で日本代表を打ちのめした」(拙い訳で申し訳ない)とニュース配信した。 私は、今回の日本代表に「全然だめだ」「情けない」などという印象は持っていないが、第三者が双方のメンバー編成と出た結果を見てニュース配信する場合、こうなってしまうのである。 プロセスは非常に重要であり、今回の南米遠征もまたそのプロセスの一つだと受け止めれば、代表のこれからに光明を見出せる部分は多かったかもしれない。(実際見ていないので具体的には何もいえないが) だが、海外でのテストマッチは、結果がある意味すべてという見方もある。結果の積み重ねこそ、チームの経験にもなるし、ファンを納得させられるものだ。日本代表は、W杯予選の香港代表、アイルランド代表などと今後対戦していくが、次は何らかの結果を求めたい。 さて、ココからが本題である。 今回の日本代表南米遠征では、テレビ中継が全くなく、JRFU側からの情報提供も不十分なものであった。そこで当ブログRUGBY STATIONは、ウルグアイ協会やアルゼンチン協会のHP、海外のニュースサイト、村上晃一氏のブログなどを詳細な試合情報を得る手段として選んでいた。(当然JRFUも) 特に現地へ取材に行っている大友氏からのメールレポートの概要をブログ記事で配信してくれる、村上氏のブログは私たちにとって非常に貴重なものであった。 だが、その私たちの頼りであった「愛好速報!0424」で異変が起きている。コメントには、村上氏を批判あるいは非難するものが数件書き込まれていた。なんだ?と思って読むと・・・。 それらの内容は、掻い摘んで書くと以下のようなものである。 ・みてないのに何を言ってるんだ ・現地へ取材に行かないのにラグビージャーナリストといえるか ・テレビの仕事がないから行かないのだろう ・大友氏のレポートメールの内容を一部割愛している など。 ちょっと待って欲しい。村上氏がなぜ自身でブログをしているのか?村上氏がなぜ大友氏のレポートメールを自身のブログ上で公開しているのか?をもっと考えて欲しい。 現地へ取材に行けない事の歯がゆさは村上氏自身が一番感じているはずだ。J-SPORTSと解説などで、ある一定の契約あっても基本的にはフリーランスのジャーナリストである。ラグビーがメジャーな国ならいざ知らず、日本でフリーランスのラグビージャーナリストをしている彼に対して、余りにもキツイ当たり方ではないか? メールアドレスも書き込まず匿名に等しいハンドルネームだけの記入で、非難の言葉を浴びせる投稿者は、浴びた側のことを考えているのだろうか。たとえ、批判・非難をするにしてももう少し、責任のある姿勢で書き込みをして欲しいものだ。 それと、このようなことで一番感じるのは、表題にもある「なぜ攻撃すべき対象を取り違えるのか?」ということである。ラグビー日本代表の南米遠征でテレビ放送がない、それ以外にも情報が少なすぎるという問題で、これを村上氏を攻撃することで何かが解消されるとは到底思えない。 なぜ、テストマッチであるにも関わらずテレビ放送がないか、ないにしても情報をもっとファンに分かりやすくより多く提供するところがないか? などを良く考えるべきだ。 私もブログをやっていて思うことだが、個人が実名をだして責任のある記事を出しているようなブログに「何かのきっかけ」で無茶苦茶な非難が集まることある。多分、一人の特定された個人を叩くのはやりやすいからであろう。 だが、個人個人を叩いても意味はない。我々個人は、何かモノをいう時に非常に脆弱な基盤の上にたっている。それをブログのTBでつながり補完しあう、ネットワークを作る、そして中々動かない組織に向かい合う。あるいは、個人だけでは動きずらいことにチャレンジしていく。それが、本当だと思う。 脆弱な基盤の上にたつ個人を自らもその脆弱なところにたっているのを忘れて徒党を組んだかのごとく攻撃するのは見ていて見苦しい。 改めて言う、攻撃すべき、問題にすべき対象を取り違えてはならない。
koza-net 2005年4月24日 18:29
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