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Update:2006/05/18
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STEELERS2005-6:見通す力の欠如

神戸の連敗スタートは、結構長年スティーラーズを見続けて来て、応援している者としてかなりのダメージを与えるものだった。数年前のサントリー黄金期に「ああ・・・もうこれはしょうがない」「向こうが上だ」というアタックをされた感じもほとんど私にはなく、勝負どころで集中しきれない集団に転落している神戸を観戦しなければならない辛さだけが残る(特にクボタ戦)ものだった。

◇何がどうなってるのか?
かなり、どうしようもない怒りを感じつつ、そしてかなりへこみつつ花園でクボタ戦を観戦していたので、何がどうなってるか分からなかった。いやだったけど、録画しておいたJ-SPORTS中継を見直すこととしてみる。神戸OBの綾城氏がどのように感じで解説しているかも聞きたかったからだ。
他のブロガーの皆さんも色々記事を書かれており、その中でも出ていると思うが、見えてきたのは下記のものである。
・試合全体を冷静に見渡せるものがいない
・場面場面で自らと相手の間合いを感じ取れない、イメージできていない
・上手く攻守ともいかなかった時に柔軟に対処できず、呆然としている
・チャンスとピンチでの集中力の欠如
・真紅のジャージを着ているだけである程度のラグビーが出来るつもりになっている

◇試合全体を冷静に見渡せるものがいない
今までの神戸は、主将となるものの多くが試合全体を見渡せるプレーヤーだった。それは、平尾しかり、大西しかり、増保しかりであり、主将ではなくとも弘津やミラーなどはその面で優秀なプレーヤーだったと思う。今の神戸にそれを担うプレーヤーがいるか?
神戸の変質は、萩本HCの後期からかなり顕著に始まっていて、今までの主将中心のチーム運営体制ではなくなったところに端を発していると思う。それまでは、否応無くチーム全体も試合全体も統率して、何がどうなのか見渡さなければならなかった主将が、今ではチームのまとめ役とかそんな程度になってしまっている。
別に現主将の松原だけがどうということでなく、試合になれば、GMだの監督だのに選手入替を除いて出番はない。試合では選手自らがどうするかなんだっていうことだ。そこには、冷静にその時点での分析をするものも必要だし、闘志むき出しでいくぜって奴も必要だ。
何か、全員が「ヤバイ、ヤバイ」とうろたえている感じ、いくら松原主将がココで頑張っても『烏合の衆』を纏め切るのは不可能だ。

◇場面場面で自らと相手の間合いを感じ取れない、イメージできていない
攻撃でもそうなのだが、ディフェンス時に特にこの辺の無さが露呈する。J-SPORTSの解説で綾城氏は、ディフェンスのシステム面に疑念を呈されていた。内から外へのディフェンスなのだが、最終的に内をあんなに空けていいのか?と。
これは、私みたいな素人には技術的なことは良く分からないところがある。
ただ、ディフェンスが揃った状態で一発で抜かれてトライされるというのは、あまりにも情けない。単にクボタのSO伊藤付近でちょっとしたサインプレーをかましているだけである。外へ一つフェイクをいれられると両CTBが見事に外へ流れている。SOとCTBの間に出来た巨大な穴を余裕でクボタの選手が走り抜けてゆく。

これはなんなんだろうね。やっぱり、イメージする力がないってことなんだと私は思う。「外にいくぞ」って見せられて、馬鹿正直にみんなが外に流れるなんて・・・。イメージ以前の問題か?

◇上手く攻守ともいかなかった時に柔軟に対処できず、呆然としている
何か一つ上手くいかないと、だだーっと崩れる。切り替えて、もう一度組み立てなおすということが全く無い。そして、クリブや大畑、後藤など個人的にものすごく奮闘して頑張った選手を「頑張ってるなぁ、偉いよねぇ」とまるで傍観してるかの様。
うまくいかず、サポートせず、呆然と突っ立って、呆然とボールを失う。ボールも「こいつが突っ込むと必ず出る」「こいつだとフィフティーフィフティーだな」とあまりにも明確に分かれる。
そういうのを見せられる俺たちもそりゃ、呆然と頭を抱えると。

◇チャンスとピンチでの集中力の欠如
これは前述した各項目と関連するんだが、ココは絶対何をしてでもとりきるぜ!とか、ココ守りきって流れ変えるぜ!みたいな集中力がなにもない。クボタ戦で相手よりも集中した時間帯あったでしょうか?
のっぺりと全体的にただ駄目という、修正するにもあまりにも厳しいゲーム内容。

◇真紅のジャージを着ているだけである程度のラグビーが出来るつもりになっている
これは単なる憶測かもしれないが、真紅のジャージを着てるだけでは神戸にならない。
そんなものは、私たちファンが応援する時に真紅のジャージ着て、神戸と共に戦っている感覚を得る時くらいに有効なものである。
感覚が鋭敏で負けることが一番嫌いで、そのための冷静さ、集中力、イメージを各プレーヤーがもってこそ、神戸のラグビーになる。烏合の衆に真紅のジャージは似合わない。

以上。

RUGBY STATION 2005年09月25日 12:29

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コメント


JEFF

第二節も神戸は負けると予想していた者です。
みんな、チーム論を語っていますが、ラグビー以前の問題で負けたんじゃないかなと考えています。
サポーターや選手を含めて、チームを取り巻く雰囲気がネガティブな方向に向かっていますよね。
東芝戦の時にそれを感じました(特に試合開始数分前)。
もっと突き刺さったら良いんじゃないですかね?

(2005年09月26日 01:12)

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